4日の親善試合でフランス代表はスコットランド代表に3-0で快勝。前の試合でカメルーン代表相手に2失点したが、今回の無失点勝利でEURO2016に向けて弾みをつけた。
豪雨に見舞われたパリ
豪雨により甚大な被害が出ている現在のパリ。特にUEFAから発表はないので運営に問題はないのかもしれないが、フランス国内に明るいニュースを届けるためにフランス代表にはおおいに期待したい。
4日に行われた国際親善試合で、フランスがスコットランドに3-0で勝利した。
先月末のカメルーン戦では勝利を収めたものの2失点したフランス。本番前最後のテストマッチでは、幸先の良いスタートを切る。
8分、右サイドを突破したサニャがグラウンダーのクロスを入れると、ニアに入ったジルーがうまく合わせて先制に成功する。
35分にもジルー。パイェがスピードに乗ったドリブルで中央を切り裂き、ペナルティーエリア手前からシュートを放つと、GKが弾いたこぼれ球を狙っていた。
勢いに乗るフランスは、39分にもゴールを奪う。左CKをニアのエブラが頭で捉えると、ファーに走り込んだコシールニーが詰めて3-0とした。
カメルーン戦を太ももの問題で欠場していたマーシャルが入るなどしたフランスは、後半に追加点こそ奪えなかったが、無失点で試合終了。EURO2016開幕に向けて、順調な様子をうかがわせた。(引用 Goal.com ジルー2発、開催国フランスが3-0快勝 より)
ヴァランやベンゼマを欠くものの、どのポジションにもタレントが揃っているフランスは相変わらず優勝候補の一角だ。選考の際に話題になったカントナの発言もチームの士気に影響はなさそうだ。
スポンサーリンク
ジルーが大活躍の理由
アーセナル所属のオリビエ・ジルーがこの試合でも2ゴールを挙げて、最近の代表戦5試合で7ゴールと大活躍している。その理由は今夏のアーセナルへのFW移籍の噂の多さかもしれない。
France-Ecosse : les notes de FF https://t.co/ZePNEefn7z pic.twitter.com/PqPmm3F9iH
— France Football (@francefootball) 2016年6月4日
今一番ホットな話題はレスターのジェイミー・バーディ獲得の噂だ。レスターとしては条件次第だが、あとは本人に意思があるかどうかだ。
アルバロ・モラタも移籍の可能性がある。レアルはユベントスからモラタの買い戻しオプションがあり、3000万ユーロで買い戻した後、アーセナルに売却する計画だ。モラタの扱いがぞんざいに見えるのが癪に障るが、これもまたビジネス。
大物の噂の一つにバイエルンのロベルト・レバンドスキも入っている。バイエルンからすれば売却する理由はないが、アーセナルが本気なれば面白いことになりそうだ。
このような噂がある以上、ジルーとしては彼らを結果で上回る所を見せつけなければならない。そしてアーセナルのFWとして来季の自分のポジションを手に入れるために、このEURO2016ではまたさらに躍動してほしい。
スポンサーリンク