マンチェスター・ユナイテッドがジョゼ・モウリーニョを新監督として発表するまで秒読み段階に入ったようだ。プレミアリーグも来季に向けて段々と面白くなってきた。
モウが来るならイブラも動く
マンUはファン・ハール監督を解任した時点ですぐにモウリーニョ就任を打診していたとみられる。歴史あるビッグクラブを立て直すのは、モウリーニョにとってやりがいのある大仕事になる。
(Goal.com モウリーニョ、ユナイテッド監督就任が確実に 27日に発表の見通し 2016/05/27 5:05:53)
その最初の補強の目玉となるのがズラタン・イブラヒモビッチだろう。CLに出られないマンUにベテランに差し掛かったイブラヒモビッチが果たして来るのかどうかという問題もあるが、それ以上のモウリーニョへの期待がある。
二人の関係はインテルで一年ともに働いただけで築かれたのではなく、その後もそれぞれの仕事にリスペクトを抱いてきたからこそ築かれたものだ。時を経て二人がまた共に働くには最高のシチュエーションだ。この二人が揃えば勝利第一主義を貫き、再びマンUが頂点を目指すチームになる。
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破壊力しかない2トップ
今季のウェイン・ルーニーは前半戦の不調と怪我による欠場、中盤での起用などFWとして見ると満足のいく成績ではなかった。今期でちょうど10年目となり、チームの中心選手としての役割を果たしている。しかし本来はアタッカーとして結果を出すことがルーニーの果たすべき役割のはずだ。
確かにマーシャルやラッシュフォードといった若手の台頭は喜ばしいことだが、その選手間の競争は個人とチームの結果により公平でなければならない。
モウリーニョの招聘によりチームは勝つための集団に変わっていくだろう。そこでイブラヒモビッチ獲得となり、チームが整備されていけばFWは自然と力のある選手が選ばれるだろう。そして何より、イブラヒモビッチとルーニーの2トップのような夢の組み合わせを見たい人は多いはずだ。
明日深夜のチャンピオンズリーグ決勝が終わればすぐにEURO2016が始まる。この大会でイブラヒモビッチとルーニーが勢いをつけて、来季モウリーニョのマンUで暴れる姿に期待したい。
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